■『かずの冒険<野山編>』香川元太郎と『かずの冒険<空編>』香川元太郎ですよ。
この本は、凸版印刷の「あわすとでーる」を用いた絵本です。復号には万線キャリアスクリーンシートを用います。「あわすとでーる」では万線の角度を変えることで、1枚のキャリアスクリーン画像から2つの画像を復号することができます。
<野山編>と<空編>では同じキャリアスクリーン(妖精のレンズ)を用いています。
本シリーズの『かずの冒険<海編>』では、おばけのレンズと呼ばれるキャリアスクリーンを用いています。この2つのキャリアスクリーンは、キャリア周波数(万線ピッチ)が異なるため互換性がありません。ですが、それぞれの絵本に異なるピッチのキャリアスクリーン画像が含まれており、レンズ(キャリアスクリーン)を交換しないと、すべての暗号が解読できない仕掛けになっています。
※レンズ、レンズと書いていますが、もちろんレンズではありません。